エフェクタの買い方(中級編)

「中級」って何やねん、というツッコミはさておき・・・

プリアンプは持っていると使い勝手がよいので、一つくらいは持っておいた方がいいでしょう。

・DIの代わりに使う。

バランスアウトが付いてるモノ多し。宅録にもってこい。

・歪みとして使う

歪ませられるものも多し。たまに歪ませたい人に最適です。

・パッシブのベースサウンドがアクティブのそれに変わる

何ならブレンドもできちゃう(意味あるのか?)

と、なかなかに便利に使えるのですが、最も便利な使い方はコレでしょう。

エフェクト群の最後に使って、アウトプットをアンプのパワーアンプインかエフェクトリターンに繋ぐ

こうすると、アンプ側のプリアンプ回路を通らなくなるので、アンプの癖に悩むことなく、どんなアンプでもほぼ自分のいつものサウンドを再現することができます。

普通の練習スタジオに置いてあるアンプはエフェクトリターンがたいてい付いてます。そこに繋げばいいのです。ぱっと見で見当たらなければアンプの裏を確認しましょう。アンプのセッティングがなかなか決まらない方には最良の方法でしょう(逃げるな、と言ってはダメよ)。

ライブでは、小さなバーでの演奏でもない限り、DIを経由してPAに音が直接送られます。このセッティングで音を作っておくと、PA側にもいつも聞いてるその音が送られることになります。

これは便利、安心、オススメです。

とりあえずこのあたりのプリアンプでどうでしょう?

TECH21 SANSAMP BASS DRIVER D.I. TECH21 SANSAMP BASS DRIVER D.I.
レビューを見る
欲しいものリストに追加
価格:20000円 在庫あり。powered by Amazon.co.jp

MXR BASS DI+ M-80 MXR BASS DI+ M-80
レビューを見る
欲しいものリストに追加
価格:14800円 通常1〜2営業日以内に発送powered by Amazon.co.jp

Crews Maniac Sound DPA-2B Crews Maniac Sound DPA-2B
レビューを見る
欲しいものリストに追加
価格:36100円 通常1〜2営業日以内に発送powered by Amazon.co.jp

エフェクタの買い方(初級編)

「エフェクタって何買ったらいいですか?」と聞かれることがあります。

結論、

「何買ったいいですか?」と聞かなければいけない間は買わなくてよい。

でしょう。

「あの曲のこの音をどうしても出したいけどエフェクタ使わないと無理」「何が何でもこのベーシストと同じ音を出したい」といった明確な理由がない限り、あえて購入する必要はありません。

明確な理由があれば、購入しなければいけないエフェクタがおのずと決まります。「何買ったらいいですか?」という疑問は起きないはずです。

本当に必要になったそのときに手に入れればいいのです。

中級編につづく(予定)。

【ベース講座】ジャズをカジっておきましょう

グルーヴィーなベーシストを目指している皆さん、俺は独学でベースやってやるぜ!とお考えの皆さん、経験則ですが、ジャズのベーシストを指向していなくてもジャズを少しカジっておくと後々になって大変役に立ちます。

ジャズをカジろう!

ジャズをカジろう!



ジャズをカジる際に意識するポイントは、ごくごくありきたりのことですが2つあります。

・コード進行に沿ったベースラインが弾けること
・ウォーキングのノリが出せること

コードに忠実なベースラインが4ビートっぽく弾ければ御の字です。スケールアウトしたソロを、とかはジャズにどっぷり浸かりたくなってから考えましょう。

そんな感じでジャズをカジってしばらくすると、あぁ俺変わったなぁ、と大きく感じたことが2つあります。

——————–
■ややこしい曲が楽に演奏できる

コード進行が複雑で凝った作りの曲に対応しやすくなります。ジャズをやってるとコード進行の知識が格段に増えるのでちょっとやそっとのコード進行では驚かなくなり、結果的に耳馴染みがよくなって曲が頭にスッと入ってきます。

これで、Misia の Everything(古っ!)のようなややこしいコード進行の曲でも余裕を持って弾くことができます。

そんなにややこしい曲はやらない、という方も、余裕を持って弾けるということは、客席見回して手を振ったりもできるし、カメラ向けられたらキメポーズを取る、なんてことも楽々できます。

そんなことより、メンバーの音がよりたくさん聞こえるようになります。こっちが大事。

——————–
■音を「切る」コントロールをマスターできる

こちらの方は、グルーヴィーなベーシストを志す方にとっての最重要事項です(たぶんベースだけに限ったことじゃないハズ)。

ウォーキング(4ビート)のベースラインは基本的に「テヌート」で弾きます。これができないと4ビートのノリは出ません。テヌートで弾くということは音と音の間を「切らない」ということですが、「切らない」ことがきちんとできないと「切る」ことの効果が出ません。そして、「切る」ことがきちんと出来れば、8ビートも16ビートも劇的にグルーヴするようになります。

アタマを合わすことは誰でも意識するし比較的たやすくできますが、「切る」ことにはなかなか意識が向きません。が、これがグルーヴに如実に効いてくるのです。

——————–

とりあえずカジってみましょう。もちろん、ジャズをカジらなくてもできることではありますが、経験上ジャズをカジった方が上達は早いハズです。

最後に、自分はこんなのを聴いてました、という音源を挙げておきます。とっつきやすいものを選びました(超有名どころはあえて外してあります)。

——————–
まずはカルテットものから。
The Oscar Peterson Quartet / A Tribute To My Friends The Oscar Peterson Quartet / A Tribute To My Friends
レビューを見る
欲しいものリストに追加
価格:574円 在庫あり。powered by Amazon.co.jp

Niels-Henning Ørsted Pedersenのベースプレイは、バッキングでは基本に忠実、だけどソロになると余裕綽々で超絶技巧を披露してくれるので、ベースラインの参考にもなるし技も楽しめます。何かの間違いが絶対に起こらない(笑)メンツなので、安心して聴けます。

お次は管楽器、やっぱりマイルスですかいな。
Miles Davis / Someday My Prince Will Come Miles Davis / Someday My Prince Will Come
レビューを見る
欲しいものリストに追加
価格:376円 在庫あり。powered by Amazon.co.jp

オーソドックスなジャズを演るマイルスもののなかで最も好きなアルバムです。冒頭のタイトル曲は3拍子なのですが、3拍子のランニングは難易度が一気に上がるのでご注意を。

最後に歌モノで。
Carmen McRae / The Great American Songbook Carmen McRae / The Great American Songbook
レビューを見る
欲しいものリストに追加
価格:2388円 在庫あり。powered by Amazon.co.jp

ジャズ屋があまりやらない曲(A Song For Youなんか)も入ってたりで、ジャズをあまり知らなくても十分楽しめるアルバムです。ベーシスト的なハイライトは冒頭のSatin Dollでしょう。
——————–

では具体的にどうやって練習すればいいのか、については(たぶん)またいずれ。

【ベース講座】ベースラインのストックを増やしましょう

大阪ファンクジャムでホストベーシストとして参加しはじめて10ヶ月くらいが経ちましたが、ブルース進行でセッションするときに、ベーシストがルート音しか弾かないケースがたくさんありました。

これでは他の演奏者が盛り上がらず、なんとなく煮え切らないセッションになって終わってしまいます。

たぶん初心者の方に多いと思うのですが、テンポはもちろん全体的なノリ(いわゆるグルーヴ)やビートをルート音だけで他のメンバーに提示(ドラマーがこれを担う訳ではないことに注意)することは実はたいへん難しいことで、むしろ初心者であればなおさら避けるべきでしょう。もちろん個人練習のレベルでそれを意識するのは大事なことですが、ジャムセッションのような一発勝負の場でやるときは別のアプローチで臨んだ方がきっとうまくいきます。

結局、ベースラインのいろんなパターンをストックしておく必要がある、ということです。

参考音源をいくつか挙げてみます。あいにく自分はブルースにはだいぶ疎いので、ブルース好きに言わせると、なんじゃこりゃ、なチョイスです。ただ、パターンをストックする、という意味では手始めにこのあたりで大丈夫なハズです。

ストックが増えれば、いざというときに勝手に出てきます。そうなればシメたもの。もう「じゃあ次ブルースやりましょう!」と言われても余裕で手が挙げれます。

James Cotton / Live From Chicago
シャッフル・8ビート・16ビート・スローブルース、いろんなパターンが入ってます。真夏の暑苦しさにピッタリです。

James Cotton / Live From Chicago James Cotton / Live From Chicago
レビューを見る
欲しいものリストに追加
価格:705円 在庫あり。powered by Amazon.co.jp


Blues Brothers / Briefcase Full Of Blues
まぁベーシストたる者 Donald ‘Duck’ Dunn は聴いておかないといけませんで。
Blues Brothers / Briefcase Full Of Blues Blues Brothers / Briefcase Full Of Blues
レビューを見る
欲しいものリストに追加
価格:251円 通常11〜12日以内に発送powered by Amazon.co.jp


James Brown / In The Jungle Groove
これはブルースというか1コードの曲が中心ですが、ベースラインのパターンをストックするという意味で非常に役に立ちます。というかコレを聴いてないベーシストはもう全然ダメ(笑)
James Brown / In The Jungle Groove James Brown / In The Jungle Groove
レビューを見る
欲しいものリストに追加
価格:295円 在庫あり。powered by Amazon.co.jp

【ベース講座】左手

俺はかなり手が小さい。

おかげで、単純なロックンロールのベースラインでもキーがGなんかだと苦痛だったりする。一時はミディアムスケールのベースを使ってたこともある(YAMAHAのMOTION-Bってやつだ)がやめた。さすがにいつまでもMOTION-Bって訳にもいかん。

そんなこんなで工夫するわけだ。どう頑張ったって手は大きくはならんのですよ。

で、

基本的に人差し指・中指・小指の3本で押さえて、こまめにポジション移動することにした。まあワイドストレッチ的なプレイは清くあきらめたわけだ。

これで無理なく弾ける。おかげで腱鞘炎にはなったことがない(弾きが足らんだけかもしれんが)。

さらに、ネックを握らず親指を指板の裏に置く。これでポジション移動がしやすくなる。で、指は寝かせる。めったに和音を鳴らさないのでこれでよい。寝かせるとミュートになるのだ。

まあこんな感じだ。

244の左手
指を広げる訓練(指と指の間に反対のこぶしを突っ込むとか)みたいなのがベースマガジンに載ってたこともあったが、あきらめも肝心ですぞ。手の大きさなんて関係ないのだー。

【ベース講座】エフェクター(3)

前回紹介したセットがフルに組んだものなんだが、そこには入りきらないものもある。電車移動で重い荷物が持てないだとか気分転換したいときなんかに使ったりする。気分転換は必要だ。

244のエフェクタ(準レギュラー)

左上から右下へ
・MXR micro amp
・APHEX Punch Factory
・Custom Audio Japan Multiple Line Selector
・BUF E945 SUPER BUFFER AMP
・Sans Amp PROGRAMMABLE BASS Driver DI

バッファーアンプとかコンプレッサーとか音色の変化としては地味な機材ばっかりなんだが、プリアンプとブースター系がどうも手放せなくて。BUFとかSans Ampなんかがノーマルとブーストを一台で使い分けできて荷物を減らしたいときに都合がいいのだ。サンズアンプはプログラマブルじゃない方でええんで一台持ってるといろいろと重宝しますぜ。



ベース講座(第2回)「エフェクター(1)」
ベース講座(第3回)「エフェクター(2)」

【ベース講座】エフェクター(2)

前回の続きである。

で、めいっぱい繋いだボードがこちら。

244のエフェクターボード

ちなみに最近は必要なものだけしか持って出ないので、ガチガチにボードは組んでません。

順番に、

ベース
コンプレッサ:EBS MultiComp
オートワウ:EMMA DiscomBOBulator
プリアンプ:Crews Maniac Sound DPA-2B
(プリアンプからのループ)
シンセユニット:AKAI Deep Impact SB1
オクターバー:EBS OctaBass
コーラス:t.c.Electronic STEREO Chorus + Pitch Modulator & Flanger
(ループここまで)
エキサイター:BBE SONIC STOMP
D.I.

こないな感じ。

たいして特筆すべきことはないんだが、意識してることをいくつか。
オートワウはゲインを稼ぐ必要があるのでループには入れてないが、基本的にあまり使わないものはループへ。コンプレッサーとプリアンプ・エキサイターを除いた残りは2つ以上同時にオンにすることはまずないので、接続順はあまり気にしない。エキサイターはスラップの時に使うが、単純に音量を大きくしたいときにも踏むので、どんな状態でもかかるよう最後の最後に繋いでいる。といったところか。

一応パッチケーブルから何からすべてモンスターケーブルで統一しとる。まあ仮に違うのが混ざってても、よほどシビアな環境で聴き比べないと違いはわからんでしょうな。なのであまり拘らなくてもいいように思う。ってめっちゃ拘ってるように見えると思うが。もし拘るならあまり太くない方が取り回しがよくていいでしょう。

マルチエフェクターは直感的に音を変えられないような気がしてどうも好きになれんのだ。プリセット呼び出してパラメータ変えて保存して・・・、ってのが面倒で。今日の気分で音変えるとかできなさそうだし。パッチケーブルが必要ないし、繋ぎすぎることによる音痩せの心配もないし、単体で買い揃えるよりかなり安いし、モデリングの技術も発達してるし、プラス面もかなりあってよさそうなんですがね。

まあみなさんこれからも「ベースのくせに・・・」と後ろ指さされながらズラーッと足元に並べましょう。