グルーヴィーなベーシストを目指している皆さん、俺は独学でベースやってやるぜ!とお考えの皆さん、経験則ですが、ジャズのベーシストを指向していなくてもジャズを少しカジっておくと後々になって大変役に立ちます。

ジャズをカジろう!
ジャズをカジる際に意識するポイントは、ごくごくありきたりのことですが2つあります。
・コード進行に沿ったベースラインが弾けること
・ウォーキングのノリが出せること
コードに忠実なベースラインが4ビートっぽく弾ければ御の字です。スケールアウトしたソロを、とかはジャズにどっぷり浸かりたくなってから考えましょう。
そんな感じでジャズをカジってしばらくすると、あぁ俺変わったなぁ、と大きく感じたことが2つあります。
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■ややこしい曲が楽に演奏できる
コード進行が複雑で凝った作りの曲に対応しやすくなります。ジャズをやってるとコード進行の知識が格段に増えるのでちょっとやそっとのコード進行では驚かなくなり、結果的に耳馴染みがよくなって曲が頭にスッと入ってきます。
これで、Misia の Everything(古っ!)のようなややこしいコード進行の曲でも余裕を持って弾くことができます。
そんなにややこしい曲はやらない、という方も、余裕を持って弾けるということは、客席見回して手を振ったりもできるし、カメラ向けられたらキメポーズを取る、なんてことも楽々できます。
そんなことより、メンバーの音がよりたくさん聞こえるようになります。こっちが大事。
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■音を「切る」コントロールをマスターできる
こちらの方は、グルーヴィーなベーシストを志す方にとっての最重要事項です(たぶんベースだけに限ったことじゃないハズ)。
ウォーキング(4ビート)のベースラインは基本的に「テヌート」で弾きます。これができないと4ビートのノリは出ません。テヌートで弾くということは音と音の間を「切らない」ということですが、「切らない」ことがきちんとできないと「切る」ことの効果が出ません。そして、「切る」ことがきちんと出来れば、8ビートも16ビートも劇的にグルーヴするようになります。
アタマを合わすことは誰でも意識するし比較的たやすくできますが、「切る」ことにはなかなか意識が向きません。が、これがグルーヴに如実に効いてくるのです。
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とりあえずカジってみましょう。もちろん、ジャズをカジらなくてもできることではありますが、経験上ジャズをカジった方が上達は早いハズです。
最後に、自分はこんなのを聴いてました、という音源を挙げておきます。とっつきやすいものを選びました(超有名どころはあえて外してあります)。
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まずはカルテットものから。
Niels-Henning Ørsted Pedersenのベースプレイは、バッキングでは基本に忠実、だけどソロになると余裕綽々で超絶技巧を披露してくれるので、ベースラインの参考にもなるし技も楽しめます。何かの間違いが絶対に起こらない(笑)メンツなので、安心して聴けます。
お次は管楽器、やっぱりマイルスですかいな。
オーソドックスなジャズを演るマイルスもののなかで最も好きなアルバムです。冒頭のタイトル曲は3拍子なのですが、3拍子のランニングは難易度が一気に上がるのでご注意を。
最後に歌モノで。
ジャズ屋があまりやらない曲(A Song For Youなんか)も入ってたりで、ジャズをあまり知らなくても十分楽しめるアルバムです。ベーシスト的なハイライトは冒頭のSatin Dollでしょう。
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では具体的にどうやって練習すればいいのか、については(たぶん)またいずれ。